―― ブラックスパイダー5種を味わう ――

モクモクさんでございます。
秋の空気が深まると、香りの輪郭がくっきりと浮かび上がってまいります。街の風も、どこかやわらかく、そして少し甘い。
そんな季節に、ブラックスパイダーから五つの新しい香りが届きました。アップルパイ、巨峰メンソール、ライチメンソール、ダブルリッチカスタード、トロピカルメンソール。
果実と甘香、そして清涼が重なり合うその世界を、
静かに灯しながら味わってまいりました。
目次
- アップルパイ ― 焼きたての記憶
- 巨峰メンソール ― 深紫の清涼
- ライチメンソール ― 白い果実の余韻
- ダブルリッチカスタード ― 甘さの深み
- トロピカルメンソール ― 南の風に揺られて
- 終章 ― 香りは、記憶になる
アップルパイ ― 焼きたての記憶

火を入れた瞬間、りんごの果実とバターの香りがふわりと広がります。
「甘すぎない大人のスイーツ」という言葉が似合う一本で、
香りは豊かでも、後味はすっきりとしています。
りんごが一番強いかな?といったところ。
焼き菓子のような香ばしさが鼻に残り、
まるで午後のティータイムを煙に閉じ込めたかのよう。
静かな幸福がそこに漂っています。
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巨峰メンソール ― 深紫の清涼

封を切った瞬間に広がるのは、熟した巨峰の濃い香り。
そして、そこへ重なるように冷たい風がすっと通り抜けていく。
果実の甘みはしっかりとしていながら、
メンソールがそれを軽やかにまとめ上げてくれる。
お菓子のような楽しさと、
夜風のような静けさが共存する一本です。
深紫の香りが、心を少しだけ澄ませてくれます。
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ライチメンソール ― 白い果実の余韻

この香りには、透明感という言葉が似合います。
ライチの甘さは控えめで、むしろその奥にある瑞々しさが印象的です。
メンソールは穏やかに、全体を包み込むように働き、
口の中に残るのは清らかな冷たさと、わずかな果実の余韻。
煙が消えた後も、空気が少し明るくなるような感覚があります。
繊細で上品、静かに心を整える一本でございます。
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ダブルリッチカスタード ― 甘さの深み

封を開けると、濃厚な甘香が空間を満たします。
バニラともミルクとも違う、柔らかく包み込むような香り。
火を灯すと、その甘さがゆっくりと溶けていき、
舌に残るのはまろやかなコク。
確かに「甘さを追求した」フレーバーでありながら、
どこか上品で、重たすぎない。
ゆっくりと過ごしたい夜に、
一服のデザートとして選びたくなる一本です。
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トロピカルメンソール ― 南の風に揺られて

封を切ると、パインやマンゴーを思わせる陽気な香りが立ちのぼります。
明るく、少し弾むような甘さ。
吸いはじめは果実の華やかさ、
そのすぐあとに、清涼感がすっと通り抜けていく。
風が通り抜けるように軽やかで、
南の陽ざしのように明るい。
気持ちが少し沈んだときにも、
この香りは、心に小さな光を灯してくれるように感じます。
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終章 ― 香りは、記憶になる
五つの新作を通して、
ブラックスパイダーというブランドの奥行きを改めて感じました。
どのフレーバーも個性が際立ち、
その香りの余韻が時間とともに変化していきます。
吸ってみて初めてわかる“香りの記憶”がある。
ぜひ、ご自身の感覚でその一瞬を確かめてみてください。
―― モクモクさんでございました。
